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第1回 米酢」をいかす<コラム Let's食薬学<健康88TOP
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Let's 食薬学

「家庭で・家族でできる東洋医学」より

第1回:「米酢」をいかす

普段食する、食べ物や調味料、組み合わせや食べ方によっては「薬」になります。その食材や調味料の効力を生かした食べ方を学ぶのがこの「薬食学」です。

 昔から「酢が体に良いう良い」とは誰もが誰かから何度となく聞いたことがあると思います、一口に酢といっていろいろな種類がありますが、今回は特に日本古来からある「米酢」の効力に注目してみました。

●米酢について

20種以上のアミノ酸+クエン酸ほか16種類の有機質

・高血圧の改善
米酢に含まれるエキスには血中のコレステロールや中性脂肪を除くとともに、粘着性の血液をつくる最大の原因である過酸化脂質ができるのを抑える作用があります。ですから酢をたくさんとると、血液がサラサラになり、心臓に負担をかけずに血が流れるようになります。血圧が低下、動脈硬化や血栓症も予防、美容によく、老化も予防します。

・肥満予防
酢には抗肥満アミノ酸はふくまれていますが、これが肥満予防に大きな効果をもたらします。でんぷんは消化されるとブドウ糖になりますが、このブドウ糖は小腸から吸収されます。小腸から吸収されたブドウ糖は、さらにインシュリンの働きによって脂肪に入り、中性脂肪に変えられ、蓄積されますが、これが肥満の原因です。
 米酢の中にはパラン、アラニン、シスケンなどの種々の抗脂肪アミノ酸が多量に含まれ、脂肪の合成を抑えて、脂肪が脂肪細胞に蓄積するのを防ぎます。

・疲労回復
米酢には疲労回復の効果もあります。それは、米酢には疲労の原因である乳酸の生成を抑えるとともに乳酸を取り除くを取り除く作用があります。

人間の体は激しい運動をすると筋肉に乳酸ができ、たんぱく質と結合し、、乳酸たんぱくになり、乳酸たんぱくが0.24〜0.4%に達すると筋肉がだるくなり、肩こりや、だるくなります。この原因を取り除いてくれるのが、米酢に含まれる「クエン酸」をはじめとした16種類もの有機酸です。最近はそのクエン酸を摂取できるドリンクが話題をよんでいますね。

・食中毒の治療
酢には有機酸が含まれていますが、この有機酸には強い防腐殺菌作用があります。化膿ブドウ糖なら15分、大腸菌やサルモネラ菌でも30分間で死滅させてしまう力です。

※酢には「発酵酢」と「合成酢」があります。ここでの米酢の効力は発酵酢のものを指します。お店で選ぶ時は、原料欄に「醸造用アルコール」の記載のないものを選びましょう。

●酢の物の効用
酢はタコやナマコ、わかめなどとあわせるとその力をいかんなく発揮します。

タコの酢の物

ワカメの酢物

強肝アミノ酸で肝臓を保護

高血圧や動脈硬化を予防

なまこの酢の物

やまいもの酢の物

強壮食。血栓を防止

酒毒防止

●酢の活用法

・1.酢を飲む
酢は1日15cc位飲むと効果が現れますが、そのままでは飲めませんから、適量に薄めて、果糖やはちみつを加えて飲みましょう。また、酢を使ったいろいろな料理をつくり、食すことも酢をとる良い方法です。

・2.変わり酢をつくる
■にんにく酢
皮と薄皮をとり除いたにんにく1〜2個をふたのできる容器に入れ、米酢200ccを加えて2〜3日おく。保存は冷蔵庫で。しょうゆ味の肉のソテーやラーメン、野菜炒め、焼魚に合います。
■赤唐辛子酢
赤唐辛子約10本をふたのできる容器に入れ、米酢200ccを加えて漬け込み、2〜3日おくとできあがり。焼魚や焼野菜、肉と野菜の炒め物に合います。

次回は「砂糖」をお送りいたします。お楽しみに。

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